短距離トラックドライバーのデメリット

短距離と長距離トラックドライバーの仕事内容の違い

トラックドライバーの仕事内容は、基本的に「荷物を積む、運ぶ、移動先で下ろす」この3つになります。これは短距離ドライバーでも長距離ドライバーでも違いはありません。ただしこの2つでは、1日の流れに大きな違いがあるのです。まず長距離の場合ですが、1つの荷物に対する拘束時間が長くなるのが特徴的な点です。運行指示書に従い長時間運転するため、体力的に厳しいとも言われます。一方の短距離ですが、1つの荷物にかかる時間は短くなりますが配達件数は多くなります。また、長距離に比べ仕事にかかる時間にブレが生じにくく、プライベートを確保しやすいのが特徴です。もちろん、体力的な面においても短距離の方が長距離に比べ楽ではあります。

短距離で生じるデメリットは

短距離ドライバーと長距離ドライバーの違いについて、一見すると、拘束時間の短い短距離ドライバーの方が良さそうに見えますが、デメリットもあります。まず、花形とされる長距離ドライバーに比べると給料が低く安定しない傾向にあります。時間給が一般的な短距離ドライバーですが、個人向けの宅配がメインとなるため、その日の荷物の量で時間と給料が決まります。当然毎日の荷物の量は変わるので、安定感はありません。体力面でも自信があり、今はお金を稼ぎたいと思っている方には、短距離よりも長距離を推奨します。また、短距離は1日に乗降する回数が多く、腕や肩、特に腰への負担が大きいです。荷物を運ぶ回数も多くなるので、ケアが必要になるでしょう。